ロッテ 阪神からトレード移籍の石崎が意気込み 「イシちゃんと呼んで」
阪神からロッテにトレード移籍した石崎剛投手(28)が7日、ZOZOマリンスタジアム内で入団会見を行った。背番号は「58」
松本尚樹球団本部長とともに壇上に並んだ石崎は「トレードの話を聞いた時はものすごく驚いた。でも大きなチャンスをもらったので持っている力をしっかりと出したい」と決意を語り、こう続けた。
「(阪神と同じように)ロッテは応援もすごいので、負けないように力を発揮したい」
松本尚樹球団本部長は「春先からずっと追いかけていて評価していた。チャンスがあればと思い、(このたび)阪神さんと編成上の話をして現実になった」と高野とのトレードに至ったいきさつを説明した。
石崎は井口監督から「期待してるよ」と激励されたそうで、「(ZOZOマリンは)風が強いのでそれを生かす投球をしたい。対戦したいのは(西武の)山川、自分の持ち味である真っすぐで抑えたい」と抱負を語った。
茨城県・古河出身で「(ここから)1時間で帰れる。(趣味の)釣りも楽しみです」と話し、ニックネームには「イシちゃんと呼んでもらえれば」と笑顔を浮かべた。
球宴開けにも登板する予定だ。
石崎は茨城・三和高から新日鉄住金鹿島(現日本製鉄鹿島)を経て、15年にドラフト2位で阪神に入団。17年には26試合に登板して1勝1敗、防御率1・17の成績を残して日本代表にも選ばれた。
救援で通算58試合に登板し、防御率は3・00。