西野田工科 全員1年生で臨んだ夏は初戦敗退

 「高校野球大阪大会・1回戦、大阪24-2西野田工科」(7日、万博記念公園野球場)

 今年4月に再スタートした1年生チームの西野田工科が初戦突破に挑むも、大量失点を許し悔しい敗退となった。

 15点を追いかける四回、1安打に抑えられていた打線が奮起した。無死一、三塁の場面で、3番の小川諒内野手(1年)が左前打を放ち意地の2点。しかし、その後も投手陣が粘りきれず、勢いに乗った大阪打線を止めることができなかった。

 春季大会後、連合チームに所属していた2年生が部を離れ、部員は0に。豊富なキャリアを持つ山本聡士監督(55)が、自ら150以上の中学校、クラブチームに出向き野球部の再建に尽力した。「これから色んな経験を積んで、成長していってくれたら」。この敗戦を生かし、さらなる成長を誓う。

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