木更津総合が初戦コールド発進 剛腕根本が復調気配

2回2死一、二塁から左翼へ2点適時二塁打を放つ木更津総合・山中
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 「高校野球千葉大会・2回戦、木更津総合10-3柏井」(15日、ZOZOマリンスタジアム)

 夏4年連続の聖地切符を目指す木更津総合が七回コールドで初戦突破した。

 プロ注目の根本太一投手(3年)が先発し、5回1/3を3失点。打線は山中海斗外野手と大西智也内野手(ともに1年)の活躍もあり、13安打10得点とつながった。

 現チーム結成以降、右肩痛による不調からこの日は最速144キロと球威が戻ってきた。しかし、「変化球の精度を上げていきたい」と満足せず。五島卓道監督も「もうちょっと自分を信じること」と最後の夏へ、さらなる奮起を促した。

 野手ではルーキーコンビが躍動した。山中は二回2死一、二塁から左翼へ2点適時二塁打。父・竜美さんは1989年春に東邦の主将として甲子園で優勝し、兄である青学大・稜真捕手(1年・木更津総合)の背中を追って入学した野球一家の血筋だ。3安打2打点の大西は遊撃守備でも軽快な動きで勝利に貢献した。

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