ロッテ・安田尚憲が井口監督の前で推定145m弾「いいアピールできた」

 「イースタン、ロッテ3-1巨人」(30日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの高卒2年目、安田尚憲内野手(20)が推定145メートルの特大弾を放った。

 「4番・三塁」でスタメン。六回無死一、二塁で、古川の真っすぐを捉えた。打球は大きく弧を描いて上昇すると、右翼席後方の照明を直撃した。リーグトップの12号3ランはあと一歩で場外弾となるあたりだった。

 「(あんな大きいのは)久しぶりですが、ファームでもたぶん1、2本はあったと思います」

 井口監督が見守る中での一打を「目の前でアピールできた。まだ(シーズンは)2カ月あるので、準備してチームの勝利に貢献できるようになりたい」と振り返った。

 その井口監督は「いい当たりをしていた。あそこまで飛ばさなくても」と驚いたようで、「打撃フォームを自分で考えてやっている。なんとかチャンスがあればね」と目を細めた。

 母校・履正社が初めて2季連続の甲子園出場を決めた。「春のリベンジで(優勝を目指して)頑張ってほしい」とエールを送った。差し入れはボールと決めている。

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