日本ハム・杉谷拳士内野手（２８）が６日、札幌ドームで行われた「ＳＮＯＷ－ＲＯＯＴ　ＳＣＨＯＬＡＲＳＨＩＰ（スノールートスカラシップ）～ゆきのね奨楽金～」の第３期目の募集開始にともなう会見に出席した。

　ゆきのね奨楽金の目的は「ウインタースポーツに取り組む子供の増加」「ウインタースポーツに興味を持つ子供の増加」「ウインタースポーツ競技の振興」につながる活動を１８歳以下の子供たちを対象に実施したいという、道内のウインタースポーツ競技・活動団体のサポート。１団体あたり上限３０万円まで、総額２００万円までを奨“楽”金として助成する事業で、過去２年間で１０地域９種目１４団体を通し、８００名以上の子供たちがウインタースポーツに触れ合う機会を創っている。

　また、今期はＪＡバンク北海道がサポーターとしてバックアップすることが決定。「アイスホッケー特別応援枠」では、ひがし北海道クレインズと王子イーグルスとも協同し、２チームが協力して行う振興事業もサポートすることが決まった。

　３月のオープン戦期間中、今季限りでの廃部が決まった釧路クレインズの後継チーム設立を目指す署名活動に参加した杉谷は「クレインズとイーグルス、スポーツの垣根を越えて北海道を熱く盛り上げていきたいと思います」と約束した。