高松商が初の「4元号勝利」を目指す 鶴岡東は強打が魅力【9日の見どころ】

 「全国高校野球選手権」(9日、甲子園球場)

 9日は1回戦4試合が行われる。各試合の見どころを紹介していく。

 【第1試合】花巻東(岩手)-鳴門(徳島)

 花巻東は大船渡を下して2年連続10度目の出場を決めた。チームの軸となるエース・西館勇陽投手(3年)は、最速150キロのプロ注目の右腕。また、このチームが始動した昨夏から、選手たちの髪形が自由となった。鳴門はノーシードから徳島大会を勝ち上がって2年連続の出場。投手では左腕の西野知輝投手(3年)が5試合を1人で投げ抜いた。攻撃では5試合で計20犠打を記録したように、手堅い攻めが持ち味となる。

 【第2試合】飯山(長野)-仙台育英(宮城)

 飯山はノーシードから、春夏通じて甲子園初出場を決めた公立校。エースの岡田恵太投手(3年)を軸に、守りの野球が持ち味。仙台育英は3年連続の出場。打線では県大会で、入江大樹内野手(3年)が打率・565、千葉蓮内野手(3年)が打率・571を記録。この2人が打線の軸となる。投手陣では1年生の最速147キロ左腕・笹倉世凪投手が注目。

【第3試合】習志野(千葉)-沖縄尚学(沖縄)

 習志野は春のセンバツで準優勝。夏は8年ぶりの出場となる。打線の軸は県大会で打率・517だった桜井亨佑(2年)。投手陣では飯塚脩人投手(3年)が軸となる。沖縄尚学は延長十三回までもつれた興南との決勝を制して5年ぶりの出場を果たした。その勢いを甲子園に持ち込む。

 【第4試合】高松商(香川)-鶴岡東(山形)

 高松商は23年ぶりの出場で、初の「4元号勝利」を目指す。エース・香川卓摩投手(3年)は県大会の登板3試合で計27奪三振。センバツでも好投を見せており注目が集まる。打線はチーム全体で粘り強く戦うことが持ち味だ。3年ぶりの出場となった鶴岡東は、県大会5試合で63安打50得点、チーム打率・389という強力打線で、好投手の香川に襲いかかる。

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