鳴門・森脇監督「息の抜けない素晴らしいチームだった」花巻東にリベンジ成功

5回鳴門1死満塁、鳴門・原田(左)に2点適時打を浴びる花巻東・西舘=甲子園(撮影・中田匡峻)
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 「全国高校野球選手権・1回戦、鳴門10-4花巻東」(9日、甲子園球場)

 鳴門が猛打で3年ぶりの初戦突破を果たした。

 鳴門は初回、藤中壮太三塁手(2年)が走者一掃の3点二塁打を放ち先制。五回には1安打で3点を奪い、突き放した。9四球を効率よく得点に絡め、10安打で10点を奪った。

 投げては西野知輝投手(3年)が完投勝利。粘り強く花巻東打線の追い上げをかわした。

 両校は13年夏の甲子園、準々決勝で対戦。5-4で花巻東が勝利した。

 森脇稔監督は会心の勝利に、「予想以上に打線が活発で、展開としては序盤、中盤、終盤、良い攻撃をしてくれた」と笑顔。花巻東については「最後まで息の抜けない素晴らしいチーム」だったとし、八回のピンチでイレギュラーした打球をうまく一塁手が処理した場面を振り返り、「6年前はベースに当たってイレギュラーして逆転された。このあたりのツキがあったのかな」とうなずいた。

 6年前の対戦では花巻東の二塁走者が捕手のサインを打者に伝達する“サイン盗み”の疑惑があり、球審が注意したシーンがあった。

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