「全国高校野球選手権・1回戦、習志野5-4沖縄尚学」(9日、甲子園球場)
あと一歩だった。センバツ準Vの習志野を土俵際まで追い詰めたが、ジャイアントキリングはならなかった。台湾出身の背番号「13」崔(2年)が3安打2打点とラッキーボーイ的な活躍。6番・奥原海斗右翼手(3年)がスリーバントを含めたスクイズを2個決めたが、土壇場でうっちゃられた。
1点リードの九回、1死一塁から二盗を決められ、同点に結びつけられた。比嘉公也監督は「八回に奪われた3三振で相手が勢いづいた。九回に決められた盗塁もレベルの差を感じた。らしさは見せてくれましたが」と悔しさを押し殺した。