中京学院大中京、またも“ラッキー7”で逆転勝ち 橋本監督「七回に何とかするぞと」

 「全国高校野球選手権・3回戦、中京学院大中京9-4東海大相模」(16日、甲子園球場)

 またもや“ラッキー7”となった。中京学院大中京(岐阜)は初戦の北照(南北海道)戦に続き、七回の集中打で東海大相模(神奈川)に逆転勝ち。44年ぶりの準々決勝進出を決めた。

 2点差を追いかけるこの回、先頭の9番・二村洸生一塁手(3年)からの3連打で1点差に詰め寄る。1死後、4番、キャプテンの藤田健斗捕手(3年)が中前同点打を放つと、その後も相手投手陣に襲いかかり、7点を挙げ、一気に突き放した。

 橋本哲也監督は「ミスが多かった。兜の緒を締めないと」と第一声は反省の弁。それでも「七回に何とかするぞ、という雰囲気がある。私の方が勇気をもらっている」と選手を頼もしげにみつめた。

 18日の準々決勝で作新学院と対戦。4年前の王者・東海大相模に続き、3年前の王者も撃破する。

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