明石商・中森 両軍19四死球の乱戦を締めた「投げたくてうずうずしていた」

力投する明石商・中森=甲子園(撮影・山口登)
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 「全国高校野球選手権・準々決勝、明石商7-6八戸学院光星」(18日、甲子園球場)

 明石商が粘る八戸学院光星を振り切り、春に続き夏初の4強進出を決めた。両チーム合わせて19四死球と大味になりかけた試合を締めたのが2年生エースの中森俊介投手だ。6-6の7回2死三塁で満を持して3番手で登板すると、自己最速の151キロをマーク。これは星稜の奥川恭伸投手の2年時の最速を更新するもの。味方の守備に足を引っ張られながらも無失点で切り抜けた。

 中森は「投げたくてうずうずしてました。相手打線は一発があって怖かったが、何とか抑えることができた。日本一へ向け、1戦1戦戦っていきたい」と頂点を見据えた。

 狭間善徳監督は「中森には”最後に行くぞ!”と話していた。よくしのいでくれた。最後の方は早う家に帰りたいと思っていた」と冗談まじりに好投を讃えた。

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