ソフトバンク・内川、得意の岸から2ラン 2位西武と1差守った

 「ソフトバンク3-2楽天」(3日、ヤフオクドーム)

 追われる立場でのシーズン終盤。百戦錬磨のベテランが頼もしい一発で勝利を呼び込んだ。ソフトバンク・内川が1-0の四回、追い込まれながらも左越えに12号2ラン。「追い込まれたのが逆に良かった。コンパクトにという意識だった」と声を弾ませた。

 一回に2死満塁で二飛に倒れていた悔しさをぶつけた。無死一塁で打席に入ると、内角への速球を鋭く振り抜いた。今季、岸との対戦はこれで7打数6安打、2本塁打とし、「相性がいいんですよね。(理由が)分かればいいんだけど」と不敵に笑った。

 昨季は体調不良や右肩痛が重なり、リーグ終盤で離脱した。優勝争いをするチームに貢献できず、歯がゆさを味わっただけに「今年はしびれる中で野球ができて幸せ」と喜びをかみしめた。

 接戦をものにして、2位・西武との1ゲーム差を守った。「いろんな周りの状況に流されないように。僕らにできるのはそれだけ」と言う。重圧がかかればかかるほど、平常心を失わないこと。大事な戦いで好結果を残す秘訣(ひけつ)を熟知している。

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