巨人・阿部慎之助が引退会見 V翌日に原監督と会談し決断「納得した」「荷が下りた」

引退会見に登場した巨人・阿部慎之助=東京・帝国ホテル(撮影・開出牧)
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 巨人・阿部慎之助捕手(40)が25日、都内ホテルで引退会見を行った。

 リーグ優勝からわずか4日。オレンジのネクタイを締め、スーツ姿で会見場に登場した阿部は「昨夜、甲子園でジャイアンツファン、タイガースファン、皆さんの慎之助コール本当に感動しました。ありがとうございます。粋なはからいをしてくれた矢野監督、藤川球児投手にこの場を借りて感謝申し上げます」と、一礼。引退決断の理由について「ちょっと突然だったので、皆さんをびっくりさせて申し訳ない。神宮での練習、初戦(22日)ですね。監督と話す機会があり、その時に思っていることが一致したということで決まりました。監督の意向をお聞きして同じことを思いましたし、将来のこと、僕が思っている以上に原監督が考えていた。そこで納得した」と語った。

 また、今季5年ぶりにリーグ優勝を果たした。このことが決断に影響したかと問われると、「優勝しましたし、節目の自分のことですけど、400号も打てましたし。まあ、一番は坂本(勇人)がキャプテンになって、優勝できたので、ある意味、僕も肩の荷が下りたのでね。それで決断したところもあります」と胸の内を明かした。

 球界屈指の強打の捕手として活躍。首や肩のけがに苦しみながら今季は捕手に復帰したが、開幕から主に代打での出場が続いた。6月には史上19人目の通算400号を達成。8月からは一塁での先発機会が増え、勝負強い打撃で5年ぶりのリーグ優勝に貢献した。

 プロ19年間、ここまでの通算成績は2280試合の出場、打率・284、405本塁打、1284打点。

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