西武10年度ドラ1・大石が引退「悔しい思い」 斎藤佑&福井と“早大三羽がらす”

 西武は3日、メットライフドーム内で大石達也投手(31)に来季の契約を結ばないことを通告した。2010年度ドラフト1位右腕は「野球はもう続けるつもりはない」と明言。「4、5年目に全く投げられずにクビになると思った。それでも契約してもらって、次にクビと言われたら辞めようと決めていた」と報道陣に現役引退を報告した。

 斎藤佑(日本ハム)、福井(楽天)とともに「早大三羽がらす」と呼ばれた大石は、ドラフトで6球団競合の末に西武入り。プロ9年間で132試合に登板し、通算5勝6敗8セーブ、防御率3・64。相次ぐ故障に苦しんだ。

 「大学時代に150キロオーバーと言われながら、プロでは1回も150キロが出ることなく終わった。ほぼほぼ悔しい思いしかしていない」と振り返った。渡辺GMから、ファーム育成グループでの再出発を打診され、球団に残る見込みだ。

 ほかに高木勇人投手(30)、南川忠亮投手(27)、斉藤彰吾外野手(30)ら8選手にも戦力外を通告。南川、斉藤彰も現役を引退する。

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