大阪桐蔭 コールドで決勝進出 4番西野一発含む3安打
「秋季高校野球大阪大会・準決勝、大阪桐蔭13-2初芝立命館」(6日、大阪シティ信金スタジアム)
圧倒的な力の差を見せつけた大阪桐蔭が、初戦から6戦連続コールド勝ちで決勝進出を決めた。
今大会、不振続きだった4番・西野力矢内野手(2年)が、初回にバックスクリーンへ豪快な2ランを放ち先制点を挙げるなど、3打数3安打3打点の活躍で打線をけん引。さらに、三回2死満塁のピンチではベンチに飛び込みながら捕球し、守備でもチームをもり立てた。
29日の準々決勝ではチャンスで代打を送られる場面もあったが、勝つことだけを考えてやってきた。「どの打順でもチームのために打てればいい。次(履正社戦)の試合でも自分たちの野球をするだけです」と力強く語った主砲。悲願の王者奪還まであと1つだ。