ソフトバンク・柳田 栗山の大飛球をフェンス際で好捕 千賀もり立てる

 「パCSファイナルS・第3戦、西武-ソフトバンク」(11日、メットライフドーム)

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、超美技で先発千賀をもり立てた。

 3点リードして迎えた二回の守り。1死から西武・栗山の打球は、右中間最深部への大きな飛球だった。これを柳田がセンター定位置から落下点へ一直線でダッシュ。背走しながら左手を目いっぱいに伸ばし、最後はグラブの中に球を収めた。

 今季は左膝裏の肉離れで長期離脱を余儀なくされた。8月に復帰後もなかなか調子が上がらなかったが、CSではファーストステージ第2戦で本塁打を放ち、ファイナルステージでは2盗塁を決めるなどハツラツさが増している。

 柳田のファインプレーが、勝てば日本シリーズ進出に王手をかけるソフトバンクの勢いを象徴していた。

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