ソフトバンク工藤監督「後悔しないように」内川バント、代打長谷川に代打の勝負手
「日本シリーズ・第1戦、ソフトバンク7-2巨人」(19日、ヤフオクドーム)
ソフトバンクが先勝。走攻守がかみ合い、巨人を圧倒した。
3年連続日本シリーズ開幕投手となった千賀が、7回1失点の好投で勝利投手。工藤監督は「先発の千賀が7回まで素晴らしいピッチングをしてくれた」と称賛。先制こそ許したが、「1点2点で勝負はつかない。動き出したなと思いましたし、すぐに逆転した。あそこがキーになった」と、すぐに飛び出したグラシアルの一発をポイントに挙げた。
勝利のみを追い求めた。2点リードの七回の攻撃では、無死二塁でベテラン内川に送りバントを指示。さらに1死三塁でこちらもベテランの代打長谷川を送りこんだが、左腕の田口が出てきたところで、代打の代打川島を起用。きっちり四球でつなぎ、4得点を呼び込んだ。
これまで通り、勝負に徹した采配を振るい、大きな1勝をつかんだ。指揮官は「後悔しないように、しっかり決断していきたいと思います」とうなずいた。