侍ジャパン オリックス山本、山岡はリリーフ起用へ 楽天の松井、森原辞退で
「侍ジャパン合宿」(22日、サンマリンスタジアム宮崎)
侍ジャパン・建山投手コーチが投手陣の起用法について説明した。楽天の松井、森原が21日になって出場辞退。これを受けて「二人には後ろをやってもらうつもりだったが、中盤を任せようと思っていた投手が後ろになる。いろんな選択肢はある」と話した。
その一つがチームでは先発だった山本由伸投手のリリーフ起用。
「(先発もリリーフも)両方できるのでどっちにするかと考えていたが、後ろをやってもらう可能性は高くなってきた」
さらに山岡泰輔投手についても「リリーフの資質が高い。リリーフで頑張ってもらう」と最優秀防御率と勝率第1位という今季、先発で活躍したオリックスの2投手をリリーフ起用することでブルペンに厚みを加える。
補充選手については「一日でも早く合流してほしいというのはある。ボールへのアジャストという問題があるので」
25日には日本ハムと、26日はオリックスと練習試合が組まれている。それぞれ7イニング制で行い先発は25日が岸孝之投手、26日が今永昇太投手が先発予定となっている。
「全員に“ピークは(プレミア12第1戦の)11月5日に合わせてくれ”と伝えてある。慌ててMAXにあげる必要はない」
前回大会で成し遂げられなかった世界一を目指して侍ジャパンが動き出した。