大商大が神宮王手 阪神育成1位・小野寺「勝てば全国」決定戦へ気合

 「関西地区大学選手権・敗者復活2回戦、大商大4-3仏教大」(28日、南港中央野球場)

 神宮大会の出場権を争う関西地区大学選手権の第1代表決定戦と敗者復活2回戦が行われた。阪神育成1位の小野寺暖外野手(21)=大商大=は「4番・中堅」で出場し九回に左前打を記録、大商大は仏大に勝利し、29日に天理大と戦う第2代表決定戦進出を決めた。第1代表決定戦では、関大が天理大を下し2年ぶりの神宮大会出場を決めた。

 小野寺が最後に意地を見せた。「最後に1本出たのは、明日に向けて(気持ち的にも)だいぶ違います」。そこまで4打数無安打だった中、九回1死から外寄りの変化球にタイミングを合わせて左前に運んだ。神宮大会出場へ王手をかけた勝利とともに、この1本が勝負の一戦につながる。

 「(明日は)勝てば全国、負ければ引退の究極の試合なんで(試合後)帰ってすぐに倒れるぐらいすべて出し切りたいと思います」

 前日の敗者復活1回戦では3ランを放つなど、負ければ終わりの状況で2連勝。「今日は周りの、チームメートが助けてくれました」。思うような結果が残せなかったものの、この日の反省を生かし、チームを神宮に導く一打を狙う。

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