オリックス・Ｔ－岡田外野手（３１）が２９日、プエルトリコのウインターリーグ参加に向け、鈴木優投手（２２）、漆原大晟投手（２３）らと伊丹空港を出発した。約２カ月の滞在では、打撃面のレベルアップに加えて、守備でもレギュラー取りに向けて一塁を中心に取り組む方向だ。

　「（出場試合数は）まだ聞いてないですけど、ファーストでと。どうなるかは分からないですが。一応、外野用のグラブも持って行ってくれとは言われてますが」

　来季の復活に向けた武者修行だ。打撃の技術論についても「いろいろコミュニケーションも取りたいと思います」と外国の選手から学び取る考え。今季、一塁ではモヤが最多出場を果たしている中、助っ人に負けないためにも、成長のきっかけをつかみに海を渡る。