西武・十亀FA行使で残留 決断理由は渡辺GMへの「仁義」

 西武の十亀剣投手(31)が30日、今季初取得した国内FA権を行使した上で残留することを表明した。埼玉県所沢市の球団事務所で記者会見して「FA権を行使して残留する運びになりました」と話した。来季から3年総額約2億円の複数年契約を結ぶとみられる(金額は推定)。

 FA権を行使しての移籍も視野に入れていた右腕は、残留を決断した理由には渡辺GMへの「仁義」を挙げた。「GMと何度か話して、少しずつ解決に向かった。ドラフトで入ったのもGMが監督をしていたとき。取ってもらった恩義もあるし、いい契約をもらった。仁義を通すことが一番いいと思った」

 FA流出が相次ぐ西武にあって十亀の宣言残留は大きい。「プレーだけでなく見本になれるようにしたい」と若い投手陣のお手本となる覚悟を固めた。

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