侍ジャパン、米国に屈し初黒星 浅村バースデー3打席連続適時打も及ばず

敗戦にうつむきながらあいさつに向かう稲葉監督(中央)
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 「プレミア12・2次ラウンド、日本3-4米国」(12日、東京ドーム)

 日本代表はこの日29歳の誕生日を迎えた浅村栄斗内野手(楽天)の3打席連続適時打も及ばず、米国に敗れ、大会5試合目にして初黒星を喫した。13日は3連勝で首位のメキシコと対戦する。

 1次ラウンドを3連勝、2次ラウンド初戦の豪州戦も3-2で競り勝ち、4連勝で米国戦を迎えた侍ジャパン。この試合では相手に主導権を握られる展開に終始した。

 先発の高橋(ソフトバンク)が二回先頭のボームに右翼線に二塁打を打たれ、1死三塁から一ゴロ間に先制を許す。三回にも1死一、三塁からダルベックに左前に適時二塁打を浴び2点差となる。1次ラウンド・プエルトリコ戦では6回1安打無失点と好投した高橋だったが、4回4安打2失点で米国にリードを許した。

 2点を追う展開で浅村が存在感を見せる。四回に右前適時打を放ったのを皮切りに、ここから3打席連続適時打。六回には右中間フェンス直撃の適時二塁打、八回にも左前適時打を放った。

 しかし同点に追いつけない。五回には2番手・山岡が失点、七回も4番手・大野(中日)が米国の2番打者・アデルに右越え本塁打を浴びるなど1点返せば、再び1点奪われる繰り返しで同点に追いつけなかった。

 浅村の3打席連続適時打で追い上げムードの八回1死二塁の場面も、この試合スタメン復帰の坂本(巨人)が空振り三振。チャンスであと1点が遠かった。

 2次ラウンドはメキシコが3連勝で首位。日本は2勝1敗で、韓国と並んでいる。米国と台湾が1勝2敗。豪州が3連敗で最下位となった。

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