ロッテ藤原、ルーキーイヤーは「高校生とプロの力の差」実感 開幕先発も1軍は6試合で
ルーキーの藤原恭大外野手(19)が激動の1年を振り返った。
鴨川秋季キャンプには12日から途中参加となった。シーズン後半に左肩を痛めて、浦和球場でリハビリを積んできた。
3月29日、楽天との開幕戦で球団高卒新人では65年の山崎裕之氏以来、54年ぶりのスタメン出場を果たした。
だが、1軍は長く続かなかった。10日後の4月7日に出場選手登録を抹消された。
1軍では6試合に出場し、19打数2安打2打点、打率・105だった。
「開幕に出させてもらったのですが、力不足をいろいろと感じました」と話し、こう続けた。「高校生とプロ野球選手の力の差という感じです」
ファームでは主に体作りに励んできた。まずは1シーズンを乗り切る体力が必要だ。「試合が終わった後の体作りを重視してきました。春のキャンプにつなげていきたい」
現在、左肩に不安はない。鴨川ではバットを振る量を増やしたという。「手応えを感じます。あとはしっかりと振り込む」
オフの課題は本人が言うように体力の強化だ。「外野手は打たないと活躍できない」
プロ2年目に向けて藤原が前を見据えた。