星稜・林監督 因縁対決勝てず「悔しい」“松井の5敬遠”当時は2番・遊撃スタメン
「明治神宮野球大会・高校の部1回戦、明徳義塾8-5星稜」(15日、神宮球場)
4点を追った九回に1点を返したが、反撃はそこまでだった。星稜・林和成監督(44)は「悔しいですね。その一言に尽きます」と話し、完敗を認めた。
「(27年前を)あまり意識しないようにという思いではありました。あまり相手ベンチを見ないようにはしていました。百戦錬磨の監督さんですので、どこで何を仕掛けて来るのかなと考えながら。采配の差というのが出たかなと思います」
ミスも絡み、四回に4点、五回に3点を奪われ流れを失った。林監督自身、2年生だった27年前の試合には「2番・遊撃」でスタメン出場。当時の星稜のメンバーも応援に駆けつけていた中、リベンジとはいかなかったが、試合前には当時の明徳義塾の投手・河野氏とも初対面。「ここでこういうゲームができたことは良かった」と振り返っていた。