メキシコ 劇的サヨナラ打のナバーロ「とても興奮している」初の五輪切符に喜び爆発
「プレミア12・3位決定戦、メキシコ3-2米国」(17日、東京ドーム)
メキシコが延長10回タイブレークの末、米国にサヨナラ勝ち。劇的勝利で、20年東京五輪の切符をつかんだ。
1-2で迎えた九回、米国はオリックスのディクソンがマウンドへ。メキシコはこの回の先頭で元中日のクラークが起死回生の同点ソロをたたき込んだ。
タイブレークでは十回表の米国の攻撃を無失点でしのぐと、その裏1死満塁と好機を拡大。ここで今季は阪神でプレーしたナバーロが中前へサヨナラ打を放った。
野球のメキシコ代表としては初の五輪切符。ナバーロは「ホームランで同点に追いついて、素晴らしい状況をつくってくれた仲間たちに感謝したい。とても興奮している。とれもハッピーだよ」と喜び爆発。ナイターで決勝を戦う日本代表へ向けても「ガンバッテ」と日本語でエールを送った。