巨人・元木ヘッド500本ノック 若手北村に熱血指導で1時間超

 「巨人秋季キャンプ」(17日、宮崎)

 巨人の元木大介ヘッドコーチ(47)が17日、来季の1軍定着を目指す北村拓己内野手(24)を相手に500本ノックを敢行した。

 1箱に170個前後のボールが入ったかご3つの消化、さらに捕球ミスには、その場でスクワット10回を課した。1時間以上も続いた特別指導。日本一厳しい練習で知られる亜細亜大野球部出身の背番号52でさえ、「(当時に)匹敵、もしくはそれ以上です」とバテバテになった。

 鬼しごきも期待の裏返しだ。今季1軍での出場は5試合にとどまったが、イースタンでは打率・290。リーグ3位の好成績だった。「アイツが1軍で生き残るためにはそれ(守備の強化)しかない」と元木ヘッド。高い打力に守備力が備われば、1軍の戦力として計算できると期待した。

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