中京大中京が神宮初制覇 高橋宏&松島の二枚看板でけん引

6回から2番手で登板し力投する中京大中京高・高橋宏=神宮球場(撮影・棚橋慶太)
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 「明治神宮野球大会・高校の部決勝、中京大中京4-3高崎健康福祉大高崎」(20日、神宮球場)

 中京大中京が接戦を制し、初優勝を飾った。1-2の三回に4安打を集中させ、一挙3得点で逆転。先発の最速147キロ左腕・松島元希投手(2年)と最速148キロ右腕・高橋宏斗投手(2年)のリレーで高崎健康福祉大高崎を振り切った。愛知県勢としては03年の愛工大明電以来の神宮制覇。来春センバツでは明治神宮枠で東海地区が1枠増になる。

 左右Wエースの豪華リレーで頂点に上り詰めた。背番号1を背負う高橋宏は今大会全3試合に登板。この日は最速145キロと直球が走らない中で「丁寧に投げよう」とツーシームなどを織り交ぜて無安打無失点、許した走者も四球の1人と反撃を許さなかった。

 今夏から「立ち襟」のユニホームを復活させた。「このユニホームに愛着とプライドを持ってやっている。それをいまの子たちが(気持ちを)くんでくれた」と高橋源一郎監督。名門復活の印象を神宮で印象づけた。

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