楽天・藤田一也内野手（３７）が２６日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、減額制限を超える３０００万減の年俸３６００万円でサインした。（金額は推定）

　今季はケガによる離脱もあり、移籍後最少の６１試合の出場にとどまり、打率・２５８、に終わった。ＣＳのファーストＳでスタメン出場もあったが結果を残せず「自分自身、悔しいシーズンだった」と振り返った。

　減額制限（１億円以下は２５％）を超える約４５％のダウンとなったが「優勝するのに必要な戦力と言ってもらった。（減超で）いろいろ考えるところはあったが、この悔しさをしっかりと楽天イーグルスで晴らしたいという思いがあった」と来季への意気込みを示した。

　ＦＡでロッテから移籍の鈴木大地やドラ１新人・小深田（大阪ガス）も加わり内野の競争は激化するが、来季３８歳を迎えるベテランは「選手層が厚い中で、結果を出せるように準備してきたい」と話していた。