オリックス・竹安 倍増の1800万円でサインも右肩痛出遅れを反省「悔しい」

 オリックスの竹安大知投手(25)が4日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、倍増となる900万増の1800万円でサイン。新天地での1年目はプロ初完封勝利を挙げるなど存在感を示した。(金額は推定)

 竹安は18年オフに阪神へFA移籍した西の人的補償でオリックスに入団。今季は、8月17日のロッテ戦でプロ初完投初完封勝利を挙げるなど、10試合で3勝2敗、防御率4・50の成績を上げた。

 ただ、1年間通して1軍に入れなかったことに悔いを残す。春季キャンプで右肩痛を発症。開幕に出遅れて6月に出場選手登録。「ケガをしないで投げるのが目標でしたので悔しい」と話した。

 11月下旬に右肘尺骨神経前方移行術を受け、現在リハビリメニューを消化している。「手術を受けたことで来年に向けての不安は少なくなってきています」。来季に向けた今オフのテーマは制球を意識したフォームの再現性。「毎回、同じフォームで投げていかないと」。さらなる活躍へ鍛錬を重ねていく。

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