巨人・小林誠司が大台1億円でサイン「まさかそこまでいけると思っていなかった」

 巨人・小林誠司捕手(30)が9日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み4000万増の年俸1億円でサインした。6年連続の昇給で初の大台に到達し、「僕がまさかそこまでいけると思っていなかったので、素直にうれしいです」と笑顔がはじけた(金額は推定)。

 今季は炭谷の加入や大城の台頭などで正捕手争いが激化。出場試合数は92試合と、15年以来4年ぶりに100試合を下回ったが、盗塁阻止率は・419をマークし4年連続リーグ1位を獲得。打率も昨季を上回る・244で、2本塁打、19打点だった。

 それでも、「守備だけではなく、打つ方ではまだまだ足りていない。日本一になるためにはチームの先頭にたって強く引っ張っていきたい」と強い覚悟を口にした。

 順調なら来季中にも国内FA権を取得する予定だが、「まだ取れる保証もない。毎年毎年レギュラー争いして、来年ももちろんそうなると思う。勝負していきたい」と表情を引き締めた。

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