元阪急 高井保弘氏が死去 代打本塁打27本の世界記録
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通算代打本塁打の世界記録を持つ元阪急内野手・高井保弘氏が13日、腎不全のため、西宮市内の病院で死去した。74歳。同日、オリックスが発表した。
愛媛県出身で今治西、名古屋日産を経て64年に阪急に入団。相手投手のクセや配球を徹底的に研究し、代打として勝負強さを発揮した。プロ16年で130本塁打をマークし、そのうち代打で27本。74年にはシーズンで当時の日本記録となる6本、球宴でも史上初の代打逆転サヨナラ本塁打を放った。
通算成績は1135試合の出場で打率・269、130本塁打、446打点だった。