明石商が年明け初練習 エース中森「160キロいきたい」土台づくりの1月へ

今秋ドラフト候補の中森(左)と来田(右)
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 昨秋の近畿大会で8強入りし、センバツ出場の可能性を残している明石商が3日、同校グラウンドで年明け初の練習を行った。

 今秋ドラフト候補の最速151キロ右腕・中森俊介投手と、主将・来田涼斗外野手(ともに2年)が、入学当初から目標に掲げる“甲子園5季連続出場で日本一”へ突き進む。

 この日は、ランニングや体幹トレ、打撃練習、坂道ダッシュなどの基礎的な練習を重点的に行い、休暇明けの体をならした部員たち。来田主将も「年明け一発目の練習でしっかり声も出ていたので、いいスタートが切れたと思う」と手応えを口にした。

 明石商は年末年始の休みが3日間と他校に比べ少ないが、来田は母親と買い物に、中森は地元のミニマラソン大会に出場するなど、思い思いにリフレッシュしたという2人。

 「自分にとっても大事な年になる。1月はしっかりと土台作りをして、MAX160キロいきたいです」とエースが高い目標を宣言すると、来田も負けじと「日本一になると言ってきたので。今の時期はとにかくバットを振って、40本打ちたいです(現在、通算29本塁打)」と力を込めた。

 昨年、甲子園を沸かせた2人が、この冬さらに大きく成長して、再び聖地で大暴れして見せる。

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