DeNA・山崎「ビハインドでもいく」 昨季V逸の雪辱へ決意
DeNA・山崎康晃投手(27)が12日、神奈川県厚木市内で自主トレを公開。今季はビハインドの展開でも登板を辞さない構えをみせた。
恒例の山登りから始まったトレーニングを終えた山崎は、今季に向け「具体的な話は(首脳陣に)まだしていませんが、ビハインドでもいくつもりです」との考えを示した。昨年、惜しくも優勝を逃した悔しさを晴らすシーズンに、並々ならぬ覚悟をにじませた。
昨季はリードを許した場面での登板は2試合あったが、どちらも点差が大きく開き、登板間隔が1週間以上空いていたため、調整の意味合いが大きかった。1、2点を追う展開でもマウンドに上がり、チームに流れを呼び込みたい考えだ。
流れという意味でもう一つこだわるのは三者凡退の数。「相手を圧倒して、次の試合につながるような締め方をする。何とか3人で抑えられるように、強い意志を持って臨みたい」。守護神が鋭いまなざしで決意を表明した。