DeNA・今永“骨投げ”で20勝だ!「再現できれば、成績は安定する」
DeNA・今永昇太投手(26)が14日、母校の駒沢大学野球場で自主トレを公開。「骨で投げる」という独自の投球理論を完成に近づけ、2013年の楽天・田中(現ヤンキース)以来となる20勝を目指すと宣言した。
目標は高く持つ。「昨日、太田総監督(現終身名誉監督)が駒大にお越しになっていて、20勝くらいしなきゃダメだよとハッパを掛けられたので、それくらいの数字を目指して」と今季の意気込みを示した。チームでは1970年の平松の25勝が最後。50年ぶりの大台を狙う。
追い求める投球ができれば、達成も夢ではない。昨季から筋肉ではなく、骨で投げることを意識。イメージは投球の“機械化”で、マシンのように一定の動きを繰り返し、再現性を高めていく。
「去年、その感覚があった試合が何試合かあった。もう一回再現できれば、成績は安定する」と今永。この日は今年初めてブルペン入りし、捕手を立たせて30球を投じた。球界を代表する左腕が、未知の領域への到達を目指す。