昨季、パ・リーグの最優秀防御率のタイトルを獲得したオリックスの山本由伸投手が16日、自主トレーニングに励む大阪市の球団施設で「オリンピックは特別な大会なので興味がある」と話し、東京五輪の日本代表入りへ意欲を示した。
この日はブルペンで捕手を立たせた状態で一球一球、丁寧に投げ込んだ。昨年の国際大会「プレミア12」で日本の初優勝に貢献。12月初めからトレーニングを始めていたといい「去年よりもっといい球を見せられるのではないかと思う」と、直球、変化球の質の向上へ手応えを口にした。
今季は防御率以外のタイトルも目指す。「優勝争いできるように頑張りたい」と語った。