オリックスが黙祷 被災の田口コーチ「あの日に最初に聞いた音と揺れは今でも…」

黙とうするオリックス・田口壮コーチ(中央)、オリックス・福良淳一GM(中央左)らオリックスチーム関係者=オセアンバファローズスタジアム舞洲
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 オリックスの湊通夫球団社長、福良淳一GM、田口壮野手総合兼打撃コーチ、新人選手らが17日正午、大阪市此花区のオセアンバファローズスタジアム舞洲で1995年1月17日に起こった阪神・淡路大震災の犠牲者を悼み、神戸の方向に向かって1分間の黙とうをささげた。

 当時、選手で神戸市北区の自宅で被災した田口コーチは「25年たった。長いのか短いのか考えさせられる年。(神戸市の)三宮を見ればここまで復興してきたという思いもありますし、さらに良いものを造ろうとしている。だいぶ街は戻ってきたなという印象です。終わりはないんだなというものが見えてくる。あの日、1番最初に聞いた音と感じた揺れは今でも残っています。50年生きてきて死を感じたのはあのときだけ」と振り返った。

 チームは95、96年の連覇以来、優勝がない。「あれからまったく勝ててない。節目の年、勝ちたい思いはある。神戸を忘れることはない。みなさんに後押ししてもらって優勝したい」と、24年ぶりの優勝を誓っていた。

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