元巨人・長谷川潤氏、年収激減も「選んだ道」「思う存分できて幸せ」指導者転身へ

 元巨人投手で昨年はBCリーグ・石川でプレーした長谷川潤氏が、18日放送のTBS系「バース・デイ」に出演。現役続行を断念し、指導者転身を目指すことが明かされた。

 15年オフに育成ドラフト8位で巨人入り。右サイドからキレのある変化球でアピールし、16年3月に支配下登録。1軍で3試合に登板した。だが、17年は登板なしに終わり、同年オフに戦力外通告を受けた。

 18年は打撃投手に転身したが、現役選手としての思いを断ち切れず、1シーズンで退団。NPB復帰を目指してBC・石川に入団した。

 独立リーグの年収は80万円で、巨人打撃投手時代の500万円から激減。金沢市内で、家賃5万円のアパートで生活した。食費も切り詰める苦しい毎日となったが「ジャイアンツの頃に比べたらだいぶ減りましたけど、野球をやるために選んだ道なのでしょうがない」と努力を重ねた。

 19年11月、12球団合同トライアウトを受験し、打者3人をピシャリ。猛アピールしたが、オファーは来なかった。エンディングでは応援してくれた父とキャッチボール。「どこからもオファーはなく、野球はもう選手としては一区切り。ここまで思う存分できて幸せな野球人生だった」と、引退を報告した。

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