ソフトバンク・甲斐 野村氏まな弟子・嶋からイズム吸収「非常に勉強になる」

 ソフトバンクの甲斐拓也捕手(27)が19日、沖縄県金武町での自主トレを公開した。昨年に続き、ヤクルト・嶋基宏捕手(35)との合同自主トレ。3年ぶりのリーグ優勝と4年連続日本一を目標にしつつ、東京五輪にも照準を合わせる。

 「寝る時以外は常に野球の話をしている」。嶋との自主トレに心を躍らせるが、嶋といえば甲斐が尊敬する野村克也氏のまな弟子。「捕手としての野村さんの考えだったりを聞かせていただけるので、非常に勉強になる」。嶋のフィルターを通しつつ「野村イズム」に触れる毎日だ。

 嶋自身の考えも吸収する。「国際大会では自分を信じろ、ベンチを気にして野球をするなとおっしゃっていた。データより、自分の感性を大事にしろと」。東京五輪に向け、15年のプレミア12で日の丸を背負った嶋の言葉を重く受け止める。

 五輪出場のためにはシーズンでの活躍が不可欠。「何よりも求められるのはリーグ優勝。それを果たしてからの日本一」。今季から野村氏が南海時代に着用した19を背負う甲斐。特別な一年に挑む。

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