オリックス・T-岡田 プエルトリコ打法で30発だ!「今季中に」200本塁打へ意欲

打撃練習するT-岡田
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 オリックス・T-岡田外野手が21日、ほっともっとフィールド神戸で自主トレを公開。今季の目標にレギュラー奪回とあと30本に迫っている通算200本塁打の達成を掲げた。

 広いグラウンドを大きく使っての自主トレ。ランニング、キャッチボール、ノックに続いてのフリー打撃では昨季までと打撃フォームに変化が見られた。

 「できるだけ近いポイントで打つように後ろが小さくなってきている」

 後ろとはテークバックのことで、コンパクトなテークバックからボールを打者よりに引きつけてはじき返す打法に取り組んでいるという。

 「練習で気持ちよく打っても仕方ない。ゲームの球に対してどう対応するか。芯に当たればホームランになる自信はある。確率をどれだけ上げられるか。コンパクトにしたら感触もいい」

 昨季はわずか1本塁打と不振に終わった。オフにはベテラン選手としては異例のプエルトリコウインターリーグに参加。22試合で打率・200、4本塁打、9打点。動くボールに対応する中で、フォームもコンパクトになっていった。本塁打はリーグ2位とキングの片りんは見せた。

 今季に向けて「まずは開幕から1年間、試合に出続けることが最低限の目標。1打席、1球1球に対していいスイングを掛けていけるか。200本塁打は今季中に達成したい気持ちはあります」と意気込みを話した。

 2010年の本塁打王から10年。苦しみも味わった31歳が真価を発揮してみせる。

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