ソフトバンク東浜 ナックルカーブ習得中 右肘手術から復活へ新兵器

 ソフトバンクの東浜巨投手(29)がナックルカーブの習得に乗り出した。21日、福岡・筑後のファーム施設でトレーニング中に披露。大きな弧を描く従来のカーブとは曲がり方が異なり、操ることができれば投球の幅が広がりそうだ。

 キャッチボールで肩を温めた後、握りを変えて投げたのは縦に大きく割れるボール。「ストライクを取れたり、打者が立ったときの反応が良かったりすれば(使うことを)考えようと思う」とイメージを描いた。

 昨年12月、ともに沖縄で練習したソフトバンクの元同僚、DeNAの藤岡にヒントをもらって投げ始めた。千賀や高橋礼に新外国人ムーアらも加わって激しさを増す先発争い。2017年最多勝右腕は「試合に投げられる状況でないと争いに入れない」とまずは体調を万全にして挑む。

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