東京五輪の野球日本代表入りを目指す、オリックスの吉田正尚外野手が24日、東京都内でアテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダリスト、室伏広治氏の指導の下でトレーニングした。吉田正は「Aクラスを狙うために僕が引っ張っていく。(五輪代表は)チャンスをつかんで選んでもらえる数字を出すしかない」と気合をみなぎらせた。
手術経験もある腰痛の予防と、走攻守で必要な瞬発力につながる体幹の強化が狙い。毎オフに室伏氏の指導を仰ぎ、2018年シーズンから2年連続で全試合出場を果たして昨季は打率3割2分2厘、29本塁打、85打点をマークしている。