ヤクルト新外国人アルシデス・エスコバーが来日「日本の野球は素晴らしい」
ヤクルトの新助っ人、アルシデス・エスコバー内野手(33)が26日、笑顔で来日した。「少し疲れたよ」と一息つくと、新天地での意気込みを語った。
勤勉さがにじみ出た。日本へは2014年の日米野球で一度訪れており、2度目の来日。「日本の野球は素晴らしい」と印象を口にし、予習内容を明かした。2014年にはロイヤルズで青木と同僚で、2010年、11年とDeNAのロペスとも共にプレー。いとこにはDeNAのエドウィン・エスコバーがいる。「日本とアメリカの違いについていろいろ聞いた」とすでに取材済みだ。
2015年には遊撃手として、ゴールドグラブ賞を獲得。日米GG賞となればイチロー以来、史上5人目の快挙となる。「全力プレーはもちろん、ゴールデン・グラブ賞を取ることは目標のひとつ。あとはチームの勝利ですね」と意欲満々だった。
到着ロビーには報道陣や球団スタッフが待ち構えていたが、包囲網をスルリ。対面はまさかの空港外という“アクシデント”もあったが、ファンへのサインや写真撮影に応じる神対応ぶりも光った。昨季6人が守った遊撃手。最大の補強ポイントに、新助っ人が挑む。