オリックス・アルバース トルネード投法!2軍調整中も 肩の準備OK

 「オリックス春季キャンプ」(2日、宮崎)

 猛牛にトルネード投法が帰ってきた!オリックスのアンドリュー・アルバース投手(34)は誰も居なくなったブルペンに現れると、右足を二塁方向まで大きくひねる投法を披露した。

 あの野茂英雄をほうふつとさせる投法。本人は「腰をひねった方が手術した場所に負担が掛からないというアドバイスをもらったんだ」と説明した。これまで発表はされていなかったが、昨年11月に米国で腰椎の骨片除去手術を受けたことを明かした。その後、地元カナダに戻ってフィジカルセラピストから指導を受け、腰と関節の動きが良くなる投法を伝授されたという。

 一昨年は6月までに9勝を挙げる活躍を見せたが腰痛でリタイア。昨季も悩まされ続けたが、手術に踏み切ったことで悩みは解消した。現在は2軍で調整中だが「肩の準備はできている。神経の問題が解決すればいける。開幕に間に合えば一番いい」と意欲を見せた。

 西村監督が先発の柱の1人として期待する左腕。トルネード投法で復活を目指す。

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