「ソフトバンク春季キャンプ」（４日、宮崎）

　ソフトバンクの今宮健太内野手が、ランチ特打を行ってグラウンドを独占した。自身のバットのほかにマスコットバットも使用して９４スイング。柵越えは３本だった。

　「昨日の打撃が全然良くなかった。ただ、良い日も悪い日もある。今日の特打は良い感じで振れました」と納得の表情を浮かべた。また、マスコットバットを使ったことに関しては「重いバットだとどうしても手で振りに行ってしまうけど、下半身をしっかり使うことを逆に意識するため」と説明した。

　遊撃の守備では１７年まで５年連続ゴールデングラブ賞に輝いた名手。毎年、打撃力アップをテーマにして新シーズンに臨んでいる。今季は「２０本塁打」が目標だ。「まだキャンプ４日目だし、感触は分からない。実戦で強く、質のいい打球を打てるように、まずは練習でいい形を作っていきたい。バットを振る量もしっかり増やしたい」と意気込んだ。