楽天・シャギワ実戦想定38球 小山コーチ絶賛「怖さある」
「楽天春季キャンプ」(4日、久米島)
楽天の新外国人、J・T・シャギワ投手(29)が、今キャンプ2度目のブルペンで実戦想定の投球を行った。その剛球に、打席に立った小山伸一郎投手コーチ(41)らも驚嘆の声を上げた。
来日2度目のブルペン。ここでシャギワは早くも「ゲームを想定して投げるのが自分のやり方」と、小山コーチを左右の打席に立たせ捕手にサインを出させる試合さながらの投球練習を要望した。
スライダー、カットボールを交えての38球。小山コーチは「球はめちゃくちゃ速い。球が動くので打ちづらいし、インステップで投げるので右打者は怖さがある」と絶賛だ。日本式の練習法など「まだアジャストしないといけない部分はある」とシャギワ。守護神候補の右腕が、ここからさらに状態を上げていく。