上原氏 野村氏からの直筆表彰状披露「月見草と雑草、どちらも陽が当たらない…」
プロ野球の南海、ヤクルト、阪神、楽天で監督を務めた野村克也氏が11日、午前3時30分に死去した。84歳だった。死因は「虚血性心不全」だった。
巨人、レッドソックスなどでプレーした上原浩治氏がツイッターとインスタグラムを更新。野村氏から受け取った“家宝”を披露し、しのんだ。
ツイッターでは「マジですか 野村さんが…」と驚きの声を上げた上原氏は、「野村さんから直筆の表彰状をもらった人ってほとんどいないでしょう。これは家宝です!!本当にありがとうございました」とし、リンク先のインスタグラムで野村氏から受け取った表彰状を紹介した。
筆で力強く書かれた表彰状は以下のような文面だった。
「あなたは日本のみならずアメリカでも野球界発展に貢献されました 私は自分を月見草と称し、あなたも雑草魂と称されていましたね 月見草と雑草、どちらも陽が当たらないところで育った私たちだからこそ、今の自分があるのかも知れません 日米で培った経験を球界に還元してくれることを期待し、ここに賞します」