DeNA・ドラ2坂本 前回登板の悔しさバネに…4回無失点で開幕ローテ入りへ前進

 「オープン戦、日本ハム0-1DeNA」(13日、札幌ドーム)

 DeNAのドラフト2位・坂本(立命大)が五回から2番手として登板。4回1安打無失点の好投を見せ、開幕ローテ入りへ前進した。

 悔しさを糧に、必死に腕を振った。七回まで1本の安打も許さない抜群の投球。148キロを計測した直球は威力があり、鋭く落ちるチェンジアップも切れた。

 「前回がひどかったので、とにかく結果を出してアピールしたかった」と振り返った左腕。オープン戦初登板となった1日・西武戦(長崎)は3回3失点。ラミレス監督から「1軍に残って開幕を迎えたいのであれば、何かを試すとかではなく、結果をもっと意識してやらないと」と試合に取り組む姿勢を厳しくダメ出しされた。

 ほろ苦いデビューは深く胸に刻まれた。「自分なりに前回のことを受け止めて、成長したところを見せたかった」と坂本。指揮官は「前回と比べて100%よくなった。そこ(結果を求める姿勢)は出せていたと思います」と評価し、今後のさらなるアピールを求めた。2度目の登板でつかんだ自信を力に、新人左腕が開幕ローテ入りをつかみ取る。

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