日本ハム・上沢 負傷後初フリー登板で手応え「ようやく野球ができた」

 左膝蓋(しつがい)骨骨折からの復活を目指す、日本ハムの上沢直之投手(26)が27日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で負傷後初めて打撃投手を務めた。久々に打者と対峙(たいじ)し、「ようやく野球ができたかな」と喜びをかみしめた。

 清水、難波、万波を相手に変化球を交え30球。直球の最速は140キロにとどまったが、「スピードはこれから上がる。スピンの効いた良い球が行っていた」と空振りも奪い、安打性の当たりは1本。手応えの方が勝った。

 18年に11勝、昨年は開幕投手と期待された中、6月18日のDeNAとの交流戦で打球が左膝に直撃し、戦線を離脱。それ以来となる打者相手の投球を見守った栗山監督は「いいニュースがない中で久しぶりに感動した。ただ、本当の勝負はここから」と期待を込めた。

 今後は短いイニングでの実戦登板も視野に入れる。「質を求める段階に入ってきている」と上沢。結果を積み重ね、延期となった開幕1軍入りを目指す。

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