オリックス【きょうは何の日】2014年、球団新4月18勝 佐藤達&平野佳がフル回転

 「オリックス4-1ソフトバンク」(2014年4月30日、京セラドーム大阪)

 オリックスは同点の三回にT-岡田のバックスクリーン右への3号ソロで勝ち越し、5回1失点の先発井川慶のあと、比嘉幹貴、馬原、佐藤達也、平野佳寿と無失点リレーでつなぎ5連勝。1997年以来、17年ぶりの貯金11とした。

 T-岡田は6キロ減量して臨んだ今季だったが、開幕直前にぎっくり腰に見舞われ離脱。12日に1軍昇格してから14試合で3本塁打。この試合でも3安打2打点と好調なチームに乗り遅れまいと必死に巻き返していた。

 4月の快進撃を支えたのはなんといっても盤石のリリーフ陣だった。

 佐藤達はこの試合で当時の日本タイ記録となる月間11ホールド。この時点で防御率0・66という驚異の数字が絶対セットアッパーぶりを示している。それでも「記録はどうでもいい。この3連戦がヤマ場と思って全力で投げました」と表情を変えず話した。

 そして守護神・平野佳の存在も忘れてはならない。九回を2奪三振など三者凡退の完ぺきセーブ。

 月間11セーブは当時のパ最多タイ記録だった。「打線が打って先発、中継ぎがつないでくれなければできないこと。勝利に貢献できて良かった」と佐藤達同様ににこちらもことさら誇ることはなかった。

 森脇浩司監督は「後ろがいないと勝ちは手に入りにくい。よく働いてくれた」と4月としては球団新記録となる月間18勝(6敗)に貢献したリリーフ陣をたたえた。

 この時点で2位・ソフトバンクに3ゲーム差をつけていた。

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