【きょうは何の日】2019年、伏見劇打で令和初サヨナラ勝ち
「オリックス2-1ロッテ」(2019年5月2日、京セラドーム大阪)
1-1で迎えた延長十回2死走者なしからだった。大城滉二は四球で出塁するとすかさず二盗を決める。打席は代打・伏見寅威。
「ここで決めなきゃいけない。何としてもやったろう」
追い込まれてから酒井知史の変化球に食らいつくと打球は前進守備の左翼・角中勝也の手前で跳ねる。果敢に本塁を狙った大城はホームへヘッドスライディング。「セーフ!」の判定だったが、井口資仁監督からリクエスト。リプレー検証の末、再びセーフがコールされると一塁ベンチから飛びだしたナインから歓喜のウオーターシャワーを浴びた。
これが令和初のサヨナラ。オリックスにとっても今季延長戦は3敗3分けと勝てていなかっただけに大きな1勝となった。
伏見はお立ち台で「やりました!僕を選んでくれた監督のためにも打ちたい。それだけです!」と絶叫、喜びを爆発させた。