オリックス・後藤 子どもの日の思い出は「3~5メートルのこいのぼり」
オリックス・後藤駿太外野手は5日、大阪市此花区の球団施設で打撃、守備など自主練習を行った。
「今は、体調にももちろん気を付けなければいけませんし、まずはケガをしないこと、体をつくること、そういったことを一番に考えて練習しています。開幕がいつになるかも分かりませんので、オフに近い気持ちで、気を張りすぎないようにしていますね」
この期間を利用して打撃フォームの修正にも取り組んでいるという。
「結果を意識しすぎて、小さくなってしまっていたところがあると思いますので、練習では全力で全身を使って大きいスイングをしています。暖かくて体も動きますし試合もないですしね」
おうち時間については「子どもと庭で遊ぶことです。やっぱり一番は子どもですね」と子煩悩ぶりを明かした。
プロ10年目を迎える今季に向けて「試合数など分からない部分も多いですが、プロ10年目ですし、とにかくキャリアハイの成績を残したいです。中途半端ではなく、自分が納得できる打席、試合を少しでも多くしたい。とにかくたくさんチームに貢献できるようにがんばります」と目標を掲げた。
こどもの日にちなんで、思い出も披露。
「実家が田舎の方なので、20メートルくらいのポールに3~5メートルのこいのぼりを泳がせてくれていました。両親が作ってくれていたんだと思いますが、とても印象に残っています。だから自分の子どもにもそういうものを見せてあげたいなと思いますね」
最後に自粛が続く子どもたちへのメッセージ。
「自分の子どもにもそうしてもらいたいという思いもあるのですが、とにかく楽しく毎日を過ごしてもらいたいということですね。それが一番です。ただ、今は制限も多く大変ですよね。許される範囲でそういったものを見つけられたらいいのですが、なかなか難しいと思います。必ずこの状況が収まって、また外で思いきり遊べる日が来ると思いますので、今は我慢して、一緒にがんばりましょう」
オリックスは13日まで舞洲で自主練習を続ける予定となっている。